「随筆 人間世紀の光」『池田大作全集』第136巻所収

「汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を禱らん者か」 自分一人だけの幸福など、あり得ない。自分も他者も、共に幸福に!まず社会の安穏を!世界の平和を!そのために、何よりもまず一人ひとりの内面に、崩れざる「正義」の柱を打ち立てるのだ!そのために、勇気の対話だ。忍耐の対話だ。破邪顕正の言論戦だ。これが、正しい人間の理想の道ではないか。

小説『新・人間革命』第30巻「大山」の章

平和、文化の魂は宗教であり、その潮流の力は、国家を超えた人間の力であります。古来、文化と宗教が生命であった。平和もまた、人間の心の砦の中に築いていくしかない。一つの基盤が整った時は、恒久的な文化、平和へと歴史の流れを私どもの力でつくっていくしかないのであります。

「第2総東京代表協議会」でのスピーチ『池田大作全集』第98巻所収

戸田先生は私に、こう教えて下さった。 「これからは対話の時代になる。きみもこれから、一流の人間とどんどん会っていくことだ。”人と語る”ということは、”人格をかけて戦う”ということであり、それがあってこそ、真の信頼を結び会えるんだよ」 全人類をかけてぶつかれば、何かが生まれる。歴史が動く。深い友情が結ばれたる。人間を結び、平和の道を開く対話を、私たちは、さらに広げていきたい。

聖教新聞2015/ 6/23、「青年不戦サミット」へのメッセージ

戦争の悲願を、誰にも味わせてはならないーーこの沖縄と広島と長崎で受け継がれてきた平和への痛切なる決意、そして牧口先生、戸田先生の大精神を、青年部の皆さんが”希望の当体”となって、21世紀の世界で大きく実らせゆくことを、私はどこまでも信じてやみません。 世界の平和も、「一人」が勇気を奮い起こし、目の前の「一人」のために心を尽くすことから始まる。そして、その行動の連帯が、やがて人々の心を「一つ」につなげていくーー。

聖教新聞2013/ 8/9「御書と共に 名誉会長が指針を贈るⅡ」

平和は民衆の悲願、人類の宿願である。 「立正安国」の対話は、同じ人間として、この平和への願いを分かち合うことから出発する。ゆえに、いかなる差異もこえて、必ず理解と共感を広げることができるのだ。 平和こそ創価学会の魂だ。創立の父は平和の信念に命を捧げられた。我らも生命の尊厳の哲学を語り、平和の連帯を結んでいこう!

『随筆 永遠なれ創価の大城』

一人の声に耳を傾け、一人の友を励まし、一対一の対話を広げる。この最も地道な菩薩道こそ、新たな潮流を起こす第一歩だ。 我らの人間革命の前進が、戦争と決別し、生命尊厳の世紀を開く確かな光明だ。この大情熱で、「地涌の陣列」即「平和の陣列」を幾重にも拡大していこうではないか!

御書と師弟

仏法は、人間の「一念」に光を当てます。相手の「境涯」を見つめます。人種や民族、学歴や肩書など、あらゆる差異を超え、「生命」という最も普遍的な大地に拠って立ちます。それゆえに、狭い通念や偏見に囚われず、大胆かつ率直に、心と心、生命と生命を結び合いながら、人種の新たな価値創造の活路を開いていけるのです。 「仏法に国境はない」--これが恩師の叫びでした。私はその直弟子として、世界を舞台に、人間主義の対話のうねりを起こしてきました。 動くことです。語ることです。

『輝きの人間世紀へ 御書とその心』

普賢菩薩の「普」とは、”あまねし”と読む。普遍性のある「”不変の真理”(不変真如の理)」を意味すると「御義口伝」には説かれている。(中略) 世界への広宣流布には、”英知の力”が不可欠である。普遍性のある哲理と、豊かな智慧の両方があって初めて多種多様な民族、歴史、伝統をもつ世界の人々の心をとらえることができる。また、あたたかい慈愛、人間性あふれる行動があってこそ「菩薩」の働きとなる。

『創立者の語らい』

真の世界市民とは、いずこにあろうとも、自分がいるその場所で自分らしく輝き、周囲に希望と平和の春を作り出していく人ではないでしょうか。 自然災害が打ち続き、紛争の絶えない国際社会だからこそ、平和のフォートレスで世界市民の友情を結んできた皆さんは、この連帯を、いやまして賢く深く大らかに広げ、そして平和創造の道を、明るく誠実に忍耐強く開いていってください。

小説『新・人間革命』第21巻「人間外交」の章

人には、さまざまな違いがある。多様である。しかし、その差異を超えた共通項がある。それは、皆がこの地球に住む、同じ人間であるということだ。(中略) 対話には、忍耐粘り強さ、英知、確認が求められる。また、対話を通して、人格や思想、信念に触れ、新し智慧、発想などを吸収することもできる。対話は人間を高める直道なんだよ。